僕たちは何を見るのでしょうか。

明日はいよいよ大阪大会ですが、大会のためだけにカードを買うという行動はバカにしか思えないので、大会には既存のカードで作れるベストデッキで臨むことにします。
5連勝とか出来る気がしないので、メガターボを取るまでは頑張りたいところ。
で、そうとパパさんに献上w

大阪大会前なので考えている人はいないと思いますが、「エリートトレーナー」というNポジのカードが登場したことで、BW落ちが濃厚となってきたことは感じているのではないでしょうか。
また、バンデッドリングの中身が徐々に明らかとなり、ダーテング(BW3)と巨大植物の森の組み合わせで本当にじゃんけんで勝敗が決まる時代が訪れるのも遠い未来ではありません。

例えじゃんけんに勝とうとも、シェイミとアンノーンで山札を削り、グッズを使いまくればコイン次第で相手の場に何匹居ても全て消し飛ばすことも可能です。
これでBWが落ちないと全てのデッキにソーナンスやカラマネロ、θストップを持ったポケモンが必要となり、その枠にスペースを割かれればデッキパワーは落ちますし、そもそもそれらのカードは単デッキでもない限り初手に来る保障もありません。
なので、公式もそのコンボが止められないと判断すればBWは落ちると思っています。

今日は、BWが落ちた世界に何が残るかについてざっと書き連ねてみます。

「XYレギュで目立つであろうデッキ(強いと思った順)」
下の方で上から順に理由を載せています。

・Mジュカイン派生(XY7以降)
・白レック
・ナンスゲンガー
・闘軍団
・竜レック
・Mライボルト派生
・クロバット派生
・ガマゲロゲ派生
・森ラフレシア(XY7以降)
・ドータクンバレット
・マグマ団
・アクア団
・ナンスグラードン
・Mサーナイト派生
・ライチュウビート
・イベルタル派生
・オーロット派生
・よるのこうしん

2月に復帰した身なのでこれら以外のデッキは知りません^^;
既に多くのデッキが存在しているので、BWが落ちたとしても使われるデッキが大きく減るということは無いと見て良さそうです。
ただし、BWのカードが落ちることで大きく影響を受けるデッキも存在します。

デッキの構築も、N、アクロマ、フウロといった使い勝手の良いサポートが消失。
パソ通、ダウジングのようなASはもちろん、ケルディオと合わせて何度でもタダ逃げを可能とした軽石、進化勢を支えてきたレベルボールもなくなることは相当なダメージです。
僕としては、タチワキ毒催眠が落ちてくれることが何よりも嬉しいのでBW落ちには大賛成ですが、今までの構築から離れなければならないのは結構つらいと思います。

しかし、XYシリーズで登場した手紙、ダート、サーチャー、バトコン、ポストといった強力なグッズに加え、シェイミまでいるのでデッキを回すことに関してはそこまで困ることはありません。
バンデッドリングで収録されるアンノーンも加われば更にデッキの回転速度は上がることでしょう。
ただし、BW落ちで優秀なサポートが消えたからと言って、グッズ主体の回し方にすればもれなくガマゲロゲとラフレシアから手痛いグッズロックを貰うことになりますので、如何にグッズロック下で立ち回れるかが鍵となります。


で、結局どのデッキが強いのかという話になります。

…実際に幕が開けない限りはわからないというのが結論です。


今年のレックウザメガバトルが良い例ですが、大会が始まるまでは白レックとガマの2強とばかり思われていたにも関わらず、優勝するデッキは白レックとガマを抑えた別のデッキであることが度々発生。
特に白レックは今までの3大会を振り返っても準決勝にすら届かず、あまりに強すぎた結果、対策され過ぎてしまったのではないかとすら思います。
愛知、千葉両日を制したAリーグのライチュウリーフィアも北海道では上位にすら上がらず、比較的循環が遅いAリーグのデッキも勝ち上がるために変化し続けていることが読み取れます。
つまり、ただ大会の結果を予想するだけでは意味がありません。
実践の伴わない考察は机上論として叩かれるだけですし…。

ならば、私たちに出来ることは先駆者としてデッキを研究し続けることだと思います。

まあ、環境予想というものは個人の主観が大きく反映され、結果が出るまでは確信の持てない情報に過ぎないものである一方、多数で議論し尽くし、多くの人の意見がフィードバックされたものならばある程度は信用出来るものになると思います。
何より、たとえその予想に根拠はなくとも、考えること自体は面白いので、議論したことが無駄になるかと言えばそうではないと思います。
ただ「大会はこうなるだろう」と思うだけに留まらず、「それならこうすれば勝てる」「前はこうだったから今度はこれが強くなる」と先を見据えた思考が出来れば自分が立てた予想は無駄にはなりません。


持論っぽい得体の知れない文章を延々と(約1時間)書き続けましたが、これだけ書いて終わると、もし明日の大阪大会の1戦目で包丁で刺されても文句が言えないので僕もXY環境の予想は立てておきます。


「XY環境予想」 

※上から強いと思う順に並んでいます。
 Mジュカインとラフレシアの影響を大きく受けた予想なので、本当に机上論です。

・Mジュカイン派生
森とソウルリンク、メガターボ、草エネ2枚、ハイボがあれば1ターン目からM進化して殴れる上に、例えM進化出来なかったとしても草1枚で打てるワザがコイン次第なものの十分凶悪。
CMでもおなじみのグルグル大作戦によって手札に草エネさえあれば毎ターンMジュカインが全快し続けるのは畜生以外の何物でもありません。
自分としては、2体のMジュカインを揃えた後にラフまで立てることが可能な構築を使ってみたいと思います。
BWが落ちるタイミングがXY7発売後であるならこいつを中心に考察が進んでいくかと。

・白レック
レックウザメガバトルでは今一つの成績のこいつですが、ダストが消えることで弱点を突かれる危険が減ること、毒催眠の眠りによる不確定な要素が消えること、グッズ主体の構築に寄ることでガマゲやラフに弱くなりがちな中でも頭一つ抜けた展開力で速度勝ちが狙えることを踏まえてやはり強いと思いこの位置。
先1のラフだけはどうしようもありませんが、他に対する優位性はやはり高いかと。

・ナンスゲンガー
イベダークが消え、環境にどれだけの影響を与えるか未知数のラフに対してナンスで特性が消せるというアイデンティティを確立することが可能な点を評価。
ゲロゲが草の登場で数を減らすことも追い風。
軽石が無いので必然的に逃げるためのカードが必要となりますが、超にはミスエネもあるので回せないことは無いと思います。

・闘軍団
白レック相手は厳しいと思いますが、ゲロゲのダメージソースであったタチワキ毒が無くなり、省エネで打点が出せる安定性が魅力なのかなと。
ライボダストが減少しそうなので弱点を付ける敵は減りますが、他のデッキがグッズロックの影響をもろに受ける中で比較的動けるのは強みです。

・竜レック
一定数のいる白レック相手に勝てるか微妙なのがマイナスですが、必要とするポケモンの耐久が高く、自分のスタジアムに固執しなくともサザンドラの特性が発揮され、無理矢理耐久ゲーに持ち込めること、弱点を突かれる危険性が低いことからこの位置。
安定したエネ供給が続けば良いのですが、こいつもグッズロックの煽りをかなり受けるので実際にそこまで強いのかどうかに自信が持てません。

・Mライボルト派生
ダストダスが使えなくなることで的確に白レックの弱点を突くことが出来なくなりましたが、他のデッキと比べてもデッキを動かすのに必要なカードの枚数が少なく、安定した動きが可能。
草が流行すればどう足掻いても勝てないゲンシグラードンも減るので、Mライボルトにとっては勝ちやすい環境が形成されると思います。

・クロバット派生
多分ナンスバットライチュウ。
素のポテンシャルの高さで大体の敵が飛んでいくことと、ナンスでラフも無力化出来るのでXY環境ならより凶悪になるのがクロバットだと思います。
ただ、レベボが無いことで展開力に大きく制限がかかるため、シェイミを駆使して毎回安定した動きが出来るかどうかが問題となります。

・ガマゲロゲ派生
タチワキ毒催眠が無くなることでデッキの打点が低くなり、ロックガードも使えないことでプロモジラーチの突破が鬼門になることを考えてかなり順位を落としました。
前よりもクラハンに頼る場面が増えるため、運要素が大きく絡むことになるので自分では使いたくないデッキになります。
ただし、環境での立ち位置が厳しいだけで、数は依然として多いままだと思いますし、タチワキ毒催眠が抜ける=サイレントラボ、レッドカードが積めるということですので、初動が遅れた相手には一方的に勝てるデッキになると思います。
Mジュカインやラフレシアの欠点が目立ち始めたところで復権を果たすと予想。

・森ラフレシア
Mジュカインを使わず、1ターン目からラフレシアの降臨を狙うタイプ。
攻撃手段としてはオーロットEXで上ワザで相手を縛り、ダメージソースとしてアリアドスの毒を加えればまず逃げられる相手はいないと思います。
また、1体倒すのに時間がかかるのが難点で、その間にアタッカーを準備される危険が常に付きまといます。
そのため、HPが偶数の相手に狙いを絞り、毒落ちで反撃の機会を潰し、フラダリでまた毒落ち可能な相手を狙い続けるか、最後だけ爆エネオーロットを用意して一撃で倒すなど…考えるだけで吐き気がする気持ち悪さですね。
自身がフラダリに弱いこと、デッキコンセプトが未知の次元なのでこの位置ですが、ポテンシャルは一線級のデッキだと思います。

・ドータクンバレット
グッズロック下だろうと安定したエネ供給が望めるのなら十分戦えると思います。
全体的に不利なデッキが無い反面、有利な相手も存在しないという点から位置づけに迷い、ジムバトルに参加すればぼちぼち見るぐらいの感覚でここに載せました。
アタッカーの種類に乏しいのでこれからに期待しています。

他のデッキはBW環境からXY環境に移行したとしてもほぼ立場が変わらなかったり、草の流行、BW落ちの影響をもろに受けることから特に書きませんでした。
マグマ団とアクア団は、復帰してからどこに行っても見たことが無かったので実力が測れずに載せていないだけで、専用サポート、ボールが用意されているので扱いやすさは高いと思います。
火力も申し分ないのでこれからはもっと数を伸ばすのではないでしょうか。
また、ルギアEXもどうなるかまだわかりません。
W無起動なので強いことは強いのですが、ここ最近のキチガイじみたインフレの影響をどこまで受けるかの見極めが難しいです。

まだ始まってもいないことですが、ちょっと何か思いついた時に考えてみると面白いかもしれません。
ではでは、明日の大阪大会頑張っていきましょう!

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